一長一短のdocomoのN-02Aと、SBMの920SH。シャープ製端末をドコモ回線で使うのがベスト?
ソフトバンク920SHから、ドコモN-02Aに乗り換えて一週間経った。勤め先の屋内ではSBMは9割がた圏外だが、docomoは8割以上使える印象だ。エリアマップを見る限り、ここではSBMの方が有利に見える。ところが実際は逆だ。SBMのエリアマップはずいぶん杜撰に塗られているようだ。

自室でもSBMの電波状況は良くない。アンテナピクトは不安定で、通話したまま部屋から出ると、百発百中切断される。これはiPhoneだけでなく920SHでも同じだった。
ドコモに乗り換えたことで電波状態は、はるかに良くなったが、端末の使い勝手は920SHに軍配が上がる。N-02AのUIはどうにも見通しが悪い。NEC端末は久しぶりということもあろうが、以前と比べても混迷が深まっているように思う。920SHはまずまず直感的だったが、N-02Aは求める機能がどこに入っているか類推しがたい。増築を重ねた古い建物のようだ。SBMでは812SH, 814T, 920SHを経験しているが、814Tに近い印象を受けた。
N-02AのUIは、814TのUIに基本設計はそのままに多機能を押し込んだようなものだ。こういう無神経な「建て増し」は東芝もやっており、920Tの「設定」(ケータイwatch)は、814Tそのままだ。ディスプレイのアスペクト比変更で開いたスペースにはカレンダーで埋めているあたり、ちょっと笑ってしまう。そこまで酷くはないが、画面の広さの無駄遣いはN-02Aでも随所に見られる。
たとえば「機能メニュー」の一度に確認できる項目が、全項目数と比べて少ない。N-02Aではソフトキーを押すと出てくる「機能メニュー」に雑多な機能が押し込まれている。
これはPCで言うところのコンテキストメニューだ。右クリックでで出てくるアレである。画像ファイルを選んだのち、右下ファンクションキー「機能」を押すとポップアップする「機能メニュー」の項目数は21項目にものぼる。N-02Aで写真から「機能メニュー」を開くと「イメージ編集」から「削除」まで、21項目が表示される。もちろん一画面に収まらないので、7項目ずつ4ページに分割されている。項目に目を通すにはページ切り替えが必要だ。見通しが悪い。慣れるまでは、説明書が手放せないだろう。
920SHも同じ条件で15項目もある。十分に整理されているとは言い難いが、N-02Aよりはマシだ。また、6項目め以下はスクロールする。数字キーによるショートカットは効かないが、ページ切り替えのN-02Aよりは項目が探しやすい。マニュアルなしでもまずまず使える。これまで説明書を見ないとわからなかったことは多くない。
シャープは2005年度以降、4年連続で携帯電話の国内シェア1位を獲得している。その理由の一端がわかった気がした。マニュアルと首っ引きにならずともまずまず使えるのは、UI設計が成功している証拠だろう。

























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