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Feb 26, 2006

今更ながら、CPUファンの話

使用ヒートシンク : alpah PAL-8045
冷却ファン : SANYO 109R0812L417 80mm 1,850rpm
ケース : owltech OWL-612slt FAN: front90mm / rear120mm

 PAL-8045のデータシートでは、吹き付けよりも吸い出しの方が熱抵抗が少なく、性能が高い、となっています。実際、パッシブダクトなしのデスクトップケースでは、その方が冷えました。
 パッシブダクト付きのミニタワーケースに入れ替えてからも、ファンは吸い出しのままにしていたのですが、ふと思い立って吹き付けにしてみました。すると、speedfan読みで7度は下がるではないですか。

 どういうことかと考えてみます。このケースの場合、前後に大径のファンがあることで、前面から背面に抜ける方向でのエアフローが支配的と考えられます。これに対しCPUファンは80mm、1,850rpmで風量は控えめ。ヒートシンクから吸い出した空気はパッシブダクトとは無関係に、前後方向のエアフローに合流し、背面ファンから排気されていたと思われます。パッシブダクトはほとんど効果を発揮していなかったのではないでしょうか。
 
 一方で、ヒートシンクへの吹き付け方向にCPUファンを取付けた場合、ファンによって生じる気流が、前後方向のエアフローによってパッシブダクトにかかる負圧を助長する方向にはたらくと考えられます。
 前後のファンによって流速の早い気流ができていると仮定します。すると、ベルヌーイの定理より、筐体内の圧力が低下していると考えられます。筐体内が陰圧であれば、ファンの有無にかかわらず、パッシブダクトからは外気が流入しているでしょう。CPUファンはその流れに逆らわないよう、CPUヒートシンクへ吹き付け方向で利用してやれば、より多くの外気を取り入れられると思われます。

 数値解析をしているわけではないので適当な推察でしかないのですが、ファンの方向によるヒートシンク単体での性能差がケースに組み込んだ状態では逆転するのは、このあたりが理由なのではないかと推測しています。

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