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Feb 03, 2008

Sigma DP1 実写画像公開

【1st Shot】【速報】シグマDP1(β版) PMA08現地実写画像(デジカメwatch)

 Sigma DP1の実写画像が公開された。サンプルは470万画素のJPEG画像。Foveon X3は1ピクセルから色情報まで取り出せるため、画像のドットは撮像素子のピクセルと1:1対応する。このため原理的に高い解像度を持つ。

 カラーフィルタがベイヤ配列の一般的な撮像素子では、画像1ドットを得るのに撮像素子のR,G,B,4ピクセルが必要になる。平面上に広がる4画素からの情報を合算して、画像1ドットを得ている。周辺画素の情報を合算することで低下した解像度は、画像処理で補完する。最近では処理手法が進歩したため、不自然さを感じることは少なくなったが、素性の良い方法ではない。

 DP1の画像を見たところ、高い解像度を持ちながら違和感がない。やはりこの点ではFoveon X3にアドバンテージがある。レンズも周辺部で多少色収差が残るものの、歪みは少ない方だろう。


 その一方、発色は過去のFoveon X3搭載機と同様、パッとしない。この素子は波長ごとの縦方向への透過率の違いを用いて分光する。波長が長い赤色の光は最深部まで透過するが、緑は中間まで、青は表面から入射してすぐに減衰する。この構造のせいか青、赤の発色は悪くないが、緑の発色が良くないように感じる。

 そんなわけで、作例にあるように建物はよく撮れるのだが、植物の描写はいまひとつ。葉が一枚一枚描写されるのは良いが、あまりいい色が出ていない。この発色が改善されないと、選択肢にはならないかなあ。

 それから、画素ピッチが大きい割りには高感度でのノイズが少なくない。ノイズ低減処理は後処理での画像処理の寄与が大きい。これまでの搭載機の傾向からもこの点には期待していなかったが、画素ピッチの大きさから高感度特性に期待している向きは、注意が必要だ。


 コンパクトデジカメといえば、フジのFinepix F100fdも気になっている。
富士フイルム、28mmからの5倍ズーム搭載「FinePix F100fd」(デジカメwatch)

 こちらはサンプル待ち。F31fdからF40fd、F50fdへの画素数増で失った高感度特性をどこまで取り戻せているか、5倍ズームレンズの歪曲はどの程度かに注目したい。
 
 
 筐体デザインは、普通というか、普通以下というか。
no image
FUJIFILM デジタルカメラ FinePix (ファインピックス) F100fd ダークシルバー FX-F100FDDS

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Comments

たしかに色乗りが悪いような気がしますね。β版とはいうものの、傾向はこんな感じなんでしょうね。もう少し別の作例も見てみたいとこです。
あと、ここのところの個人的な気分だけでいっちゃうと、この画角で撮るなら、11-22mm持っていきたいってのがあって、あまり物欲が刺激されなくなっちゃったってのがあります。

 サンプル画像を見たところ、だいぶ影が長いので、光線状態の影響かなとも思いましたが、カメラの時計が合っておらずはっきりしません。違う条件でのサンプルも欲しいですね。

 自分はDimage X20がだいぶ古くなってきているのでこの代替と、京セラの撤退で修理のアテがなくなったcontax T2の代替にと考えています。でもやっぱり優先度は高くありませんね。

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