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Jul 28, 2008

ケータイのCMOSカメラ

 携帯電話のカメラはなんでこうも写りが悪いのだろう、と常々思っていたが、たまたま不要になった携帯電話を譲り受けたので、処分する前に分解してみた。

130万画素 CMOSカメラ

 撮像面の対角線長は約4.5mm、1/4型と思われる。画素数は130万画素、ピクセルピッチは2.8μmになる。コンパクトデジカメのCCDが、爪の先より小さな撮像面と揶揄されることがあるが、1/4型撮像素子は、マッチの先より小さい。

ケータイカメラとマッチ棒

 これだけ素子が小さくては、光学系に求められる精度は並大抵なものじゃないな、と感じる。中心部しか解像せず、周辺部が激しく流れるのも無理はない。

 出てくる絵を見るに、光学系だけでなく、撮像素子にも難がある。このカメラでの写真は、ダイナミックレンジの狭い、非常に硬調な仕上がりになる。

ケータイ新製品SHOW CASE D703i(フローズンホワイト) 2007年2月2日発売 (ケータイwatch)

 ピクセルピッチは2.8μmある。同時期のコンパクトデジカメに使われている、1/2.5型(対角7.2mm) 720万画素 CCDのピクセルピッチは1.87μmでしかなく、本来こちらの方が条件は厳しい。結果が逆転するのは素子のノイズレベルに差があるからだろう。ケータイ向けCMOSはおそらくノイズレベルが高く、素子のダイナミックレンジのうち、使い物になる領域が狭いのではなかろうか。

 コンパクトデジカメの絵もあまり見れたものではないが、ケータイほど酷くないのは、画質的にある程度画質に気を遣ったコンパクトデジカメ向けCCDと、写ればそれでよしの携帯電話向けCMOSで、目標とする到達点が最初から違うということか。出てくる絵から、おざなりな作りは予想していたが、実際バラしてカメラユニットを目にするとああやっぱりと、がっかりさせられる。

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