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Aug 28, 2008

「パケット定額フル」にMMS料金の6割引がない理由

 以前、「パケット定額フル」では、MMS料金の6割引がされないのか、と、157に問い合わせたところ、適用されないと回答された。

遊手徒食;SBM、パケット定額フルを改訂、Xシリーズでも月額1,695円~5,985円のキャップ制が可能に(2008-08-06)

 ショップで確認しても、同じ回答が返ってきた。どうにも腑に落ちなかったので、もう一度調べた上で157に再度問い合わせた。
 
 
 結論から言えば、「パケット定額フル」では、既にMMSのパケット課金が行われているので、容量ごと5段階の課金を前提とした6割引は適用されない。

 料金表などの表記に揺れがあるのは、MMSの課金体系の変更で混乱が生じているからだ。

 SBMの当初の予定では、「パケットし放題」では8月1日付けでMMSの料金体系が容量ごと5段階の課金からパケット課金に切り替え、「パケット定額フル」では、キャップ制導入と同時にMMSのパケット課金を始める予定だった。

 「パケット定額フル」は、予定通り8月からパケット課金が開始したが、「パケットし放題」の料金体系変更は10月1日に延期された。


「S!メールのサービス仕様変更について」に関するお知らせ

 プレスリリースでは、10月1日付けでMMSの料金体系変更は一律で行われるように読み取れるが、実際には、「パケット定額フル」は8月分からパケット課金が適用されているそうだ。

 「通信料の目安」で、「パケット定額フル」も、「パケットし放題」と同様、5段階課金の6割引という表記になっているが、これは誤りだという。

Charge

S!メール(MMS)・ウェブ通信料の目安
 
 
 今回の問い合わせでも、「パケットし放題」では6割引の表記があるが、「パケット定額フル」では6割引の表記があるのは何故か? との質問に対しては、「パケット定額フルでは割引がない」と、前回同様の回答が返ってきた。窓口には、ここまでしか話が通じていないらしい。課金体系が変更されること、変更が延期されたことなどを伝えた上で再度確認してもらい、随分待たされた後、「パケット定額フル」は、8月付けでパケット課金になっていたことがわかった。
 
 
 MMSの課金体系の変更は、6月6日付けニュースリリースで、8月1日から実施されると告知された。一部専門メディアが取り上げた程度で、周知徹底されていない。広告等での告知は目にしていないし、契約者に郵便やSMSでの通知はなかった。

ソフトバンク、迷惑メール対策やメールの課金体系変更など実施(ケータイwatch)

「ただともメール」をより快適・安全に利用できるメールサービスの拡充について

 7月2日付けで再度ニュースリリースがあり、周知徹底のため10月1日に延期するとされたが、周知を図るための告知を目にした覚えはない。


「S!メールのサービス仕様変更について」に関するお知らせ

 SMSでの告知があったのは、8月7日。メール仕様の変更は一部告知されたが、告知されているのは、6月6日付けニュースリリースの前半分だけ。迷惑メール対策を行うことだけだ。

ソフトバンクからのお知らせ

2008年8月25日より順次、迷惑メール対策として、『URLリンク付きメール拒否設定』が未設定(初期値「受け取る」のまま)の場合、「特定URL※を含むメールのみ受け取らない」に設定変更致します。
※違法・有害情報等サイトのURL

設定変更を希望しない場合、8月24日までに『URLリンク付きメール拒否設定』を一度「受け取らない」に変更した後、再度「受け取る」に設定して下さい。(25日以降も設定変更可能)

設定(Xシリーズ除く)
URL:http://softbank.iwdasp.com/SC/0807030.php

■お客さまセンターTEL:157≪9:00-20:00≫

 MMSの料金体系変更は、未告知の状態にある。迷惑メール対策も重要ではあるが、課金体系、受信通知の文字数、利用条件が変わることの方がより重要な情報だろう。ポジティブ情報のみSMSで告知し、ネガティブ情報はニュースリリース一通で済ますのは、常識に欠けている。
 
 
 今回、SMSから抜け落ちていたのは以下の三点だ。

 ・従来5段階だった課金をパケット単位に変更
 ・無料の受信通知は、宛先、件名、本文で94文字から50文字に削減
 ・ホワイトプラン同士でもMMSの利用には有償の「S!ベーシックパック」必須(自網S!廃止?)
 
 
 どれも契約者にとってあまり嬉しい変更ではない。特に後者二点は、無料でのサービスの切り下げ、撤廃に他ならない。
 
 
 ソフトバンクが値上げやサービスの切り下げを目立たない形でこっそり告知するのは、今に始まったことではない。2007年11月に実施された「スーパー安心パック」の外装交換費用の一部負担化では、告知の不足と、消費者に一方的に不利な変更を国民生活センターに指摘され、返金と、期限を区切っての負担の無料化がなされた。

国民生活センター、ソフトバンクの「スーパー安心パック」加入者に注意喚起(ITmedia)

 遡及的に是正はされたが、この間に失った信用は取り戻せるものではない。ニュースリリースに「ついで」に書いただけでは、告知したことにならない、と指摘されたはずなのに、本件でも問題になった方法が踏襲されている。改善する気がないな、これは。

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