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August 2010 posts

Aug 14, 2010

Nokiaのケータイを買おうと思っていたのに

 夏休みに香港に行ってきた。香港は回線と契約の分離が当たり前で量販店で売られている端末のほとんどがSIMフリーだ。旅行者がケータイを買いやすい土地柄である。ソフトバンクのX01NKは日本語OSでのMMSの不具合が直らず、キャリアに返品となってしまったが、端末自体は気に入っていた。Nokiaは日本から撤退してしまったので、旅行ついでに一台買ってこようと思っていた。

遊手徒食; 足掛け9ヶ月、X01NKの不具合問題がようやく決着(Aug 10, 2009)

 銅鑼灣(Causeway Bay)のNokia fragship shopでは現行機種のほとんどが試用できる。

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ノキア、アジア初のFlagship Storeを香港にオープン

 以前使っていたE61の後継機になるQWERTYキーボード内蔵のE72か、薄型でテンキーのE52あたりを考えていたが、現物を触って考え込んでしまった。

 2006年発売のE61と代わり映えがしないのだ。

 ことネット端末としては進歩が停滞している。もちろん、処理速度が速くなったり、レンダリング可能なページサイズが拡大されるなど改良されているのは見て取れる。しかし、iPhoneを経験した身にはどうにも古くさく見える。電話としての信頼性には疑問符がつくiPhoneだが、ネット端末としては他を圧倒している。iPhone版safariは、携帯端末でのwebブラウザの水準を大きく引き上げた。

 MTRの車内でもiPhoneを見かけることが多い。台湾でもそうだが、香港でも地下鉄のトンネル内に携帯電話基地局が設置されており、駅間での利用が可能だ。香港では、ほとんどのケータイがSIMフリーで販売されているため、香港でのiPhone4はHK$5,000近い。日本円で約6万円とかなり高価だ。にもかかわらず、MTRの車内や街中でiPhoneをかなり見かけた。「実質0円」が謳われている日本よりもiPhoneを見かける頻度が高い。香港ではそれだけの価値が認められているのだろう。

 一方、E52はretail storeでHK$2,100程度、量販店でHK$1,700程度で購入できる。Eシリーズがこんな値段で買えてしまうとは少々意外だったが、この実勢価格の下落はハイエンド端末でのNokiaのプレゼンス低下を反映しているのかもしれない。かくいう自分も、高々2万円弱で買えるにもかかわらず、結局買わずに帰ってきてしまった。現物に触れてみても、いまいち琴線に触れるものがなかったからだ。

 2008年にNokiaは日本向けの端末事業から撤退し、2009年にはR&D部門も引き払った。日本市場は世界のNokiaに見捨てられたという論調もあるが、私は少し違うのではないかと感じた。ハイエンド端末が地盤沈下にさらされたことで、日本市場にチャレンジする余裕を失ったためではないかと思える。

ASCII.jp : ノキア日本撤退を振り返る(2010年03月25日)


 余談になるが、非接触ICカードの八達通(octopus)は大変便利だった。中身はsuicaやedyなどと同じFelicaだが、サービスレイヤが統一されており、電子マネーの種類を気にする必要がない。交通機関だろうがショッピングだろうが、octopusにチャージすればどこでも使える。「マネー」を名乗る以上、むしろそれは当然だろう。いろんな電子マネーを一台のケータイにまとめられますよ、というのが日本のおサイフケータイのウリのひとつだが、何を寝惚けたことを言ってるの? と思う。電子マネーが乱立すること自体が迷惑だ。使える店舗が限られる電子マネーは「マネー」ではなく、プリペイドカードに過ぎない。

Nokia E52 ノキア E52
Nokia E52 ノキア E52

NOKIA E72 ノキアE72
NOKIA E72 ノキアE72

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