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Sep 12, 2010

日本版iPad WiFi+3Gに落胆して、Kindle 3G+WiFiを買った

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 iPhone 3Gの欠点は、対角3.5インチの狭すぎる画面と、ソフトバンクのSIMロック、動作速度の遅さにある。2010年1月28日にiPadが発表されたとき、3G版はSIMフリーになることが明言されていた。ならばiPadは、iPhoneに感じていた不満を解消できるのではないかと期待していた。

 ところが、5月8日、日本版のみソフトバンクのSIMロックがかかることが明らかになった。それでは買う意味がない。ソフトバンクのサービスエリアと通信速度に不満がある上、海外ではパケット代が青天井になる(6月29日、7月21日から「海外パケットし放題」の提供発表されたが、5月、6月時点では青天井だった)。これでは旅行に持って行くweb端末兼コンテンツビューアとしては失格と感じた。

 iPadへの期待が失望に変わるなか、興味が向いたのがKindleだ。旅先にもってゆくコンテンツとして本の優先順位は高い。iPadにもiBooksがあるが、日本では洋書すら買うことができない。アプリとしてプロプライエタリな形で雑誌などは頒布されているが、とても買う気にはならない。

 それと比べるとKindleの電子書籍はユーザビリティが高い。Kindleは3G携帯電話モデムを内蔵している。国際ローミングにも対応しており、アメリカから取り寄せたKindleが日本でも使える。通信費として書籍代金に$2の上乗せがあるが、それだけだ。簡易的ながらwebブラウザも無料で利用できる。基本料金やパケット定額料として月数千円取られ続けることはない。この軽やかさと比べるとSIMロックで縛り、月数千円の固定料金を強いる売り方は、いかにも固陋に見える。

 折良くKindle2が$189に値下げされており、購入寸前までいったものの、気に入ったカバーが日本にはシッピングできなかったこと、さらに、第三世代Kindleの登場が噂されていたこともあり、しばらく待つことにした。

 そして7月29日、第三世代kindleが発表された。数日後に注文を入れたが、初期出荷分はsold out。発売日から遅れること10日余りで入手できた。実際使ってみると、極めて紙に近い性質を持つ電子ペーパーと、3G回線による定期刊行物の自動ダウンロード、読み進んだ場所をKindle for Macやfor PC、iPhoneとシンクロするwisper syncは素晴らしい。iPhoneやiPad以上に未来を感じられるデバイスだと感じた。

 難点は二つ。画面書き換え時に画面全体が反転すること。もうひとつはwebブラウザと電子ペーパーの相性が悪いこと。webページはスクロールで読み進むことが前提となっており、ページ単位での書き換えが前提の電子ペーパーでは、かなり見づらい。最低限のwebブラウズやメールチェックはできるが、KindleにWeb端末を求めるべきではないようだ。ならば、第4世代iPod touchを買おうかな。iPhone3GをiPhone4に買い替える気はさっぱり起きないが、音楽プレーヤはどのみち必要なので。


Apple iPod touch 32GB MC544J/A 【最新モデル】
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Apple iPad Wi-Fiモデル 32GB MB293J/A
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Comments

おっ、Kindle買いましたか。電子書籍ビューアーとしては、iPodよりも魅力的に感じているんですが、和書が買えないので、購入を保留中です。今、買ったってことは、洋書を読んでるんですよね。

 そうです。Kindle storeから買っているのは洋書と英字紙ですね。あとは、「青空キンドル」で縦組み、ルビ付きPDFに組版した青空文庫なども読んでいます。このサイトにサンプルが上がっていますが、kindleの画面サイズに合わせてPDFを作ってやれば、日本語の電子書籍ビューアとしても十分使えそうな感触があります。
 今後はドキュメントスキャナを入れて、いわゆる「自炊」も考えています。日本版kindleが出る動きもありますが、日本のiTunesストアのように参加レーベルが一部に限られる懸念があり、あまり期待していません。それよりは過去に買った文庫、新書を電子化して手元に置きたいと思っています。実家に相当数が置きっぱなしになっていますからねえ。

洋書が読めるんなら、Kindleはいいですよねえ。
「青空キンドル」ってのははじめて知りました。そうか、この手があったかっていう感じです。PDFを作れる環境があれば、自力でも結構楽しめそうですね。「自炊」はやろうとしたことはありましたが、一冊やってみて、これは労力に釣り合わないなあとしみじみ思いました。ドキュメントスキャナさえあれば、スキャンは半自動化できるんですが、本をバラすのが大変でした。

「自炊」は断裁をどうするかが問題ですね。最近は宅配便で書籍を送ると断裁して指定住所に届けてくれるサービスがあるそうで、そういう業者の利用も考えています。効率のいい断裁機はけっこうな値段です。相当量の本を切る予定がないと、ペイしないように思えて。

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