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Oct 16, 2016

ATOMはともかく、eMMCはあかん

 intel Core m3ベースのhp Pavilion x2 12、ATOMベースのLenovo YOGA tablet2と比べものにならないくらい早い。

Lenovo YOGA tablet2 with windows 8インチモデルは、Atom第2世代、Silvermont マイクロアーキテクチャのBay Trail refresh SOC、Intel Atom Processor Z3745(1.33GHz/ burst 1.6GHz))で、このプロセッサのPassMark CPUベンチマークのスコアは1,071である。

hp Pavilion x2 12は、Skylakeマイクロアーキテクチャのintel 第6世代Coreプロセッサ、intel Core m3-6Y30(900MHz/turbo 2.2GHz)が採用されており、同ベンチマークのスコアは3,056である。

 CPUのパフォーマンスは3倍弱あるが、体感速度はそれ以上と感じる。そこでブートドライブのベンチマークをとってみた。

Diskmark_yoga2_emmcDiskmark_pavilionx2_ssd
YOGA tablet2 SanDisk SEM32G eMMC Pavilion x2 SAMSUNG MZNTY128HDHP SerialATA6.0Gbps M.2

 左がストレージインタフェイスがeMMCのYOGA tablet2、 右がM.2のPavilion x2のスコアだ。シーケンシャルリードは2.5倍ほどだが、ランダムリードで12倍超の差が付いている。Windowsの体感速度はディスクの早さで決まると思っているので、これを見て納得できた。


Atom採用タブレットのハイエンドといえばSurface 3

ディスクの早さが快適性の決め手

Atom採用タブレットのハイエンドといえばSurface 3

 AtomかCoreかという話になると、MicrosoftのSurfaceシリーズが話題に上る。一貫してCoreプロセッサを採用してきたSurface Proシリーズに対し、Surface 3はAtomプロセッサを採用した。

 Atomは昔から遅いと言われてきた。2008年にUMPC向けとして、実際のところはNetbookのCPUとして市場に出た。省電力とローコストを狙っての設計だが、市場に受け入れられたのは安さだった。それもあってかintelの熱意は感じられず、5年間にわたってマイクロアーキテクチャが更新されなかった。2013年のBay Trailでは、久々に更新され、Bay Tailの次の世代のCherry Trailでも更新される。Smratphoneやタブレット向けにARM系プロセッサに対する競争力の確保が必要になったからだ。
 Surface 3が採用したCherryTrail SOC、Atom x7-Z8700(1.6GHz/ turbo2.4GHz)では、PassMark CPUベンチマークスコアで1,934まで改善している。しかし、ストレージインタフェイスは依然としてeMMCであり、インタフェイスのリビジョンも変わっていない。メディアやblogなどでのSurface 3の評価は、「体感速度は速い」という意見から、「やっぱりAtom、なにかと遅くなる」に至るまでかなり幅があった。オンメモリで実行できるタスクはそれなりに早くても、ディスクアクセスが発生すると途端に遅くなるからだろう。

PC watch; "Surface 3でAtom x7-Z8700の実力をチェック"(2015/5/19 14:34)

上記記事でもストレージの遅さは指摘されているが、総合性能は2010年発売のThinkpad T410Sに肩を並べ、操作感はSurface 3の方が快適と評価されている。


PC watch; "レノボ「ThinkPad T410s」 ~Core i5搭載のスリムノートPC"(2010年 3月 17日)


ディスクの早さが快適性の決め手

 私は同じ世代のThinkpad T510も使っているが、Surface 3がそこまで早いか? と思う。もっとも、私のT510はSSDを交換している。2012年末発売のintel 335シリーズだ。

PC watch; "インテル「Intel 335」 ~20nm NANDフラッシュ採用の普及価格帯SSD" (2012年 11月 9日)


Diskmark_thinkpadt510_ssd PC側のストレージインタフェイスが最大3GbpsのSATAなのでそこで頭打ちになってはいるが、記事中のT410Sのスコアと比べると相当早い。私の実感としてはSSDを交換したT510はSurface 3よりずっと早いと感じる。このことからも、Windows PCにおいては、ストレージの早さが体感速度を決定していると言えよう。


 また、私のT510はwindows 10にアップデートされたことも体感速度の改善に寄与している。Windows10よりもWindows 7の方が軽いとして高く評価する向きもあるが、2009年の発売から7年余、大量のパッチが当てられた現状のWindows 7は決して軽いOSといえない。

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