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Jul 31, 2018

メガネ越しで使いやすい双眼鏡を探す

 メガネ越しに使える双眼鏡を検討したので、メモを残す。

 メガネは難儀なもので、裸眼やコンタクトでは難なく使える光学機器が、やたら使いづらく感じることがある。裸眼で見れば、支障なく見られることが多いが、接眼レンズをのぞく度にメガネを跳ね上げるのは面倒だ。


 メガネ越しに望遠鏡を覗いたときの見やすさは、アイレリーフと射出瞳径(ひとみ径)の影響を受ける。
 アイレリーフが長ければ、メガネによって接眼レンズと目の位置が離れていても、視野全体を見渡せる。カタログ等ではメガネとの相性は、アイレリーフだけで説明されいているが、ひとみ径も使い勝手に大きく影響する。ひとみ径とは、接眼レンズを目から離して見た際に、接眼レンズ内に映るひかりの円、射出瞳の直径である。この範囲内に瞳孔が収まれば、ケラレのない視野が得られる。昼間の瞳孔径は2-3mm程度とされており、8x25の3.1mmでも充分と言われているが、めがねを挟んで接眼レンズから眼球までの距離が遠くなると、射出瞳と瞳孔が一線に並びづらくなり、視野に欠け(ケラレ)が生じる。ひとみ径の小さな望遠鏡は、針の穴を覗くようなしんどさがある。

 どちらもカタログに数字で示されているが、実際に現物をのぞいてみると、数字と見え方は必ずしも一致しない。ひとみ径は対物レンズと倍率で定義されるが、アイレリーフは、どうも計測基準が一定しない印象がある。カタログデータ上、同じ数字であっても、同じメガネで同じ距離から見ているのに、ケラレの程度が異なるからだ。

メガネ着用、サイズ優先で候補をピックアップ

Vixen アトレックII, コールマン HR8x32WP

Nikon MONARCH 7, PROSTAFF 7s

結論 コストを優先→ コールマンHR8x32WP, サイズを優先→ モナーク7 8x30

メガネ着用、サイズ優先で候補をピックアップ

 今回はメガネをかけたままでの使いやすさを最優先に、倍率は8倍、サイズは小さい方が望ましいという条件で、候補をピックアップした。

Vixen
コールマン HR8x32WP 実売2万円弱
アトレックII HR8x32WP 実売2万円強

Nikon
MONARCH 7 8x30 実売3万円強
MONARCH 5 8x42 実売2.5万円強
PROSTAFF 7S 8x30 実売1.5万円ほど

 当初はキヤノンの防振双眼鏡、キヤノン 8x25ISも候補としていたが、アイレリーフ13.5mm ひとみ径3.1mm から予測できるとおり、メガネ越しに見るのが困難だったので早々に脱落した。また、実際に持ってみて、8倍までなら防振はなくても良いと判断した。


Vixen アトレックII, コールマン HR8x32WP

 VixenのアトレックIIは、非常にバランスが良く、コストパフォーマンス良好だ。販売店もまずこれを薦めている印象だった。アイレリーフ15mm ひとみ径4mmで、メガネ越しでもケラレにくい。サイズも小さめだ。

 同じVixenのコールマンとのダブルネームモデル、コールマンHR8x32WPは、アトレックIIよりやや安価だが、メガネ越しでのケラレは少ない。接眼レンズがやや大きい(焦点距離が長い?)のが効いているのかなあ。カタログデータ上も、アイレリーフ17mm ひとみ径4mmである。このモデルは、Vixenのラインナップで上位になる、ニューフォレスタ HR8x32WPがベースと聞くが、値段がこなれており2万円を切る。ただ、アトレックIIと比べると、ひとまわり大きい。このサイズが許容できれば、コストパフォーマンスは最良と思う。


Nikon MONARCH 7, PROSTAFF 7s

 NikonはMONARCH5/ 7と、ひとつ下位のPROSTAFF 7S 8x30を試した。 PROSTAFF 7Sはメガネ越しでのケラレが多い印象だった。カタログデータでは、アイレリーフ15.4mm ひとみ径3.8mm、比較した中では、最も倍率色収差を強く感じた。私は高屈折率レンズのメガネを使っており、双眼鏡での色収差を云々しても仕方ないので評価項目には入れていないが、一見して多い。
  MONARCH 7はまず、視野の広さが印象的だった。実視野が8°を超えるのは、比較した中ではこれだけである。また、メガネ越しでのケラレも目立って少ない。しかし、カタログ上はアイレリーフ15.1mm ひとみ径3.8mmで、数字の上ではそれほど良いとはいえない。同じNikonのPROSTAFF 7sより悪いくらいだ。しかし、実際見たところ明らかにケラレが少ない。予算が許せば、MONARCH 7 8x30がベストバイだろう。

 MONARCH7 8x30がやや高価なので、やや安価なMONARCH 5も検討したが、8x30がラインナップされておらず、8x42が最小となる。対物レンズ径が30mmと42mmでは、ボディのサイズにかなり影響がある。大柄に感じたコールマン HR8x32WPより、さらに一段大きい。これは別ジャンルかなと思う。


結論

 Vixen コールマンHR8x32WPと、Nikon MONARCH 7 8x30で、メガネ着用での使い勝手に大きな差は感じなかった。となれば、コストを優先するなら前者、サイズを優先するなら後者になる。

 さて、どうしようかね… 
 コールマン HR8x32WPはモデル末期のようで、買うなら今という感じ。また、夏場は双眼鏡の需要期なのだろう。全体的に在庫が薄めだ。


Nikon 双眼鏡 モナーク7 8×30 ダハプリズム式 8倍30口径 MONARCH 7 8X30
Nikon 双眼鏡 モナーク7 8×30 ダハプリズム式 8倍30口径 MONARCH 7 8X30

Vixen&Coleman 双眼鏡 コールマンシリーズ コールマンHR8×32WP グリーン 14566-9
Vixen&Coleman 双眼鏡 コールマンシリーズ コールマンHR8×32WP グリーン 14566-9

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