USB接続のラジオチューナーを買った。選択肢はあまり多くない。Mac対応しているものとなると、さらに数が少なくなる。
・Logitec LRT-FMAM100U
・Griffin Radio shark2
この二つくらいしか見当たらない。ユーザの声を検索してみると、どちらも感度が良くないようだ。LRT-FMAM100UはUSBメモリのようにUSBコネクタ一体で、HUBに差すことになる。PCから出るノイズの影響を受けやすそうだ。一方、radio shark2は自立する構造でPCから離して設置できる。少しでもノイズから逃れられればと、こちらを選んでみた。
ところが、USB延長ケーブルでPCから離した上で付属アンテナを付けてもFM1局しか入らない。AMはノイズの彼方にうっすら聞こえるだけ。感度が悪いとは聞いていたが、ここまでダメだとは。感度改善の方法は調べておいたので、早速改造することにした。
k3k1::log radio SHARK 2 を改造する(2007-08-12)
craftな毎日 radio SHARK 2 を改造する(2008-2-11)
まず、筐体を開ける。両面テープで貼り付いている底面のゴムを外し、ネジを一本抜く。堅く噛んだ筐体を左右に開く。ここがいちばん大変だ。

アンテナまわりの配線がおかしいのは上記ブログの指摘通り。付属のFM外部アンテナは、3極ミニプラグ(φ3.5mm)のGND側にリード線がつながっているだけだ。これは内蔵アンテナの寸度不足を補うことを意図した設計で、独立した外部アンテナを接続することは想定されていない。

ST-NXP Wireless April 2006, Product data sheet TEA5777 Rev. 01-11, P7
そこで、外部アンテナが繋がるように改造する。

シールド線でジャックからランドへジャンパを飛ばし、RFIN2, GNDRFが、それぞれ三極ミニプラグのL, GNDとなるように結線する。F型-ミニプラグ変換アダプタを介して部屋に来ているテレビアンテナに接続したところ、FMはクリアに受信できるようになった。
次にAMアンテナを巻き直す。内蔵アンテナは11回しか巻かれていない。

40回を目安に巻き直す。測定器が手元にないので、巻き数は「craftな毎日」を参考にさせていただいた。

AMは改善したものの実用にはほど遠い。ノイズまじりで、聞いているのが辛い。うちはRC構造で、普通のAMラジオでも受信状況が良くない。感度に劣るUSBチューナーは実用にならないということか。
以上のような改造を加えることでFMチューナーとしては使えるようになったが、買ってきたままの状態では強電界地域に住んでいる方でないと使い物にならないだろう。あまりおススメできない出来だ。

Griffin Technology Radio SHARK 2 AM/FMラジオレコーダー
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